特別インタビュー:イド役 興津和幸さん、リック・エイヤー役 松風雅也さん編(1)

— まずは今回演じたキャラクターがどんなキャラクターなのか、簡単に教えていただけますか?

興津:イドは、一言で言うと「オリハルト鉱石を一生懸命掘る人」です!(笑)

— なるほど(笑) もう少し詳しく教えていただけますか?

興津: Iマシンは、通常は別に人間体が存在して、意識をIマシンに投影しているんです。

今回の作品では「目の前にあるモノ」だけを大事にして演じていきました。

— ありがとうございました。一方のリックはどんなキャラクターでしょう?

松風:リックは、明るく気さくなキャラクターです。作品内でも「楽しい」「ポップ」な伸びしろの担当なので、すごく自由にやらせていただきました。

— リックと言えば、動きがコミカルでとにかくオーバーアクションなところがとても印象的でした。

松風:今回は半プレスコ(注: プレスコアリング (prescoring) の略で、台詞や音楽・歌を先行して収録する手法)のようなところがあって、つまり、私達の演技の後に、動きをつけていただいた部分もかなりあるんです。

動いてるのを見て喋るのではなくて、喋りに合わせて動きをつけてもらったんですね。

— それは作品を鑑賞する上での注目ポイントですね。

松風:是非意識して見てください。

— 興津さんから見て、イドの魅力ってどんなところでしょう?

興津:イドは見た目のカッコ良さで言うと、やはり「赤いマフラー」がオシャレポイントです。あのマフラーのおかげでヒーロー然としていますよね!

— ロボットがマフラーをしていても、カッコよく見えるものなんですね。新発見でした(笑)

興津:あのマフラー、どんな素材で出来ているかすごく気になりますよね。

(一同笑)

— イドの魅力を引き出すためにどのような演技を心掛けたか教えていただけますか?

興津:イドは寡黙でクールな男なので、とにかく1セリフ1セリフをスタイリッシュでカッコ良く喋る事を心掛けました。

— リックについてはどうでしょうか?

松風:リックについては基本はロボットでしかもフル3DCG作品という事を伺っていたので、あえて人間っぽく、人間臭い演技を心掛けました。

— キャラクターに愛を持って演じる為に、大切にしていることがあれば教えていただけますか?

興津:役の事を全力で考えることを一番大切にしています。自分がそのキャラになりきらないと、視聴者の方には伝わらないと考えていますので、皆さんが想像する以上に、ずっとその役の事を考えています。

今回も、既に全話の収録が終わっているんですが、イドが抜けなくて困っています(笑)

— 収録期間はどれぐらいの期間だったんでしょうか?

興津:収録は1クールでしたが、とても密度の高い濃密な1クールでした。

収録の度に、毎回ビックリする事があるんです。説明を受けていない分、驚きが次々と襲い掛かってきましたね。

— 松風さんはどうでしょうか?
松風:自身をキャラクターに投影するということを大切にしています。「アニメだから」「CGだから」ではなく、リアリティをもって、「1人の個人と捉えて」責任を持って演技するということですね。