特別インタビュー:ミクリ・マヤ役 津田美波さん、クレア・ホウジョウ役 金元寿子さん編(1)

— まずは今回演じたキャラクターがどんなキャラクターなのか、簡単に教えていただけますか?

津田:マヤは普通の学生の女の子なんですけど、ある時教授と一緒に宇宙に出ていったら、事件に巻き込まれてしまい、それをきっかけにエスカベイト社に辿りつき、そこで”楽しくワーキングする”(笑)という役柄の女の子です。

 

金元:クレアは、エスカベイト社の社長、グレイマンの娘で、船の管制や操作を担当している女の子です。普通の女の子なんですが、Iマシンのみんなと暮らしてきたので、割とたくましい心を持った女の子です。

 

— 津田さんにとってマヤの魅力とはどんなところですか?

津田:マヤって、少し気弱で流されやすいところがある半面、実はすごく頭が良いんですよ。エスカベイト社にとっても役に立つ女の子で、利用されちゃうんですけれど、そんなマヤがとにかく愛らしくてすごく好きですね。

 

— そんな愛らしいマヤを演じる際に意識していた点を教えていただけますか?

 

津田:谷口監督からは「とにかく大きな演技をして下さい」に言われたので、それを意識して演じるようにしていました。

 

— 金元さんから見て、クレアの魅力ってどんなところでしょう?

 

金元:クレアの魅力といえば、子供の頃から仕事場にずっといるので、ちょっとの事には動じない、どっしり構えている部分があるんですけど、その一方で、ちゃんと少女らしい一面も持っていて、事務的な作業をしている部分と、すごく感情ではしゃいじゃう部分とのギャップ、落差があるところが魅力ですね。

ちょっと乙女チックで、同年代のマヤを仲間に入れたいがために悪巧みに乗っかったりだとか、好奇心が旺盛な女の子で、とにかく可愛いです。

 

— 声優としてキャラクターに愛を持って演じる為に、大切にしていることなどありますか?

 

津田:私は自分が演じるキャラには必然的に愛を持ってしまうんです。とにかくキャラクターと近くなりたくて、今回はマヤの髪がボブなので、自分の髪形もボブっぽくしたりとか、マヤと自分の共通点を見つけるようにしています。

 

— キャラを知ることで、より深く感情移入したりする部分はありますか?

 

津田:やはりありますね。マヤの特徴として「流されやすい性格」というのがあるんですけど、「自分にもそういうところってあるなー」って思ってマヤを庇う気持ちになったり、マヤの気持ちに自分の気持ちを重ねることで、より自然に演技が出来るようになるんです。

 

— 金元さんはどうでしょうか?

 

金元:私が大切にしているのは、自分が演じるキャラクターが「何をしたいんだろう?」「どう感じているんだろう?」っていう解釈の正解を、自分の中で一つだけ決めて演じるようにしています。

結果的には、それが正解だったり、また別のパターンの方がよかったっていうケースもあるんですけど。

外からの影響も受けつつも、最終的には自分の中で一つだけ正解を決めて演じる事が大切だと考えています。

— この記事を読んでいるのは、主にコスプレイヤーさん達なんですが、コスプレイヤーさん達に向けて、声優目線から「キャラになりきる、演じる」ためのアドバイスがあれば、是非教えて下さい。

 

津田:私はやっぱり「表情」が大事かなと思ってます。私達も驚いたり笑ったりする時は、マイクの前でも驚いた表情をしますし、笑う時は笑顔で口角を上げて演技をしますし、表情ってすごく大事な部分だと思うので、コスプレをする際にも表情に気をつけて、キャラになりきってほしいと思います。

 

金元:作品って、見る人によって感想とか感じるものって変わってくる部分があると思いますが、「自分が感じたまま」を自信をもってキャラクターになっていただければ、それが本当にキャラクターだと思います。私も周囲の人から影響を受けつつも、最終的には「自分自身がやってるんだ」って自信を持って演じているので、ぜひコスプレイヤーの皆さんも、自身が感じたままに、自由に、気持ち良くキャラクターになりきってもらえればと思いました。
つづく